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ストレスが全ての始まり

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絶対に安全な人はいない

うつ病は過度のストレスによって引き起こされる事が多く、誰にでも起こる病気です。職業の多様化と人間関係の複雑さが入り混じりストレス社会と呼ばれる昨今、その患者数は年々増加しています。発症初期には、食欲の低下や夜中に目が覚めてしまう不眠を訴える事が多いようで、眠れない事で不安が募り、余計に眠れなくなる悪循環に陥ってしまう人もいるほどです。その他、物事に対しての意欲が無くなり睡眠時間が長くなるケースもあるので、人により現れる症状は異なると言えます。しかし、どんなにストレス社会であっても、同じ環境で過ごしている人の中に毎日が辛く苦しい人と、楽しく毎日を過ごせる人がいるのは何故でしょうか。そもそも、人間のストレスに対する適応能力の強弱は、遺伝が大きく影響していると考えられています。つまり、生まれた瞬間からストレスに強い人と弱い人とに区分が出来るのです。もちろん全てのうつ病患者が遺伝的な要因で発症しているのでは無く、うつ病になり易い人には、いくつかの共通点があります。まず、超が付くほど真面目な人や何事にもパーフェクトを求める完璧主義者は注意が必要です。このようなタイプの人は、相手や自分に要求するクオリティが高いので、それが達成出来なかった場合に大きなストレスを抱えてしまいます。また、几帳面という性格を持つ人も、うつ病を発症する可能性があります。この性格の人は、何かを失敗したり挫折を味わった時に、自分を必要以上に責めてしまう傾向がある為に発症リスクが高くなるのです。性格を変えられればこの問題からの離脱も可能ですが、人の性格は幼少期にその殆どが確定してしまうと言われているので、それを変えるのは容易な事ではありません。うつ病にならない為に性格を変えようと意識をし過ぎて、逆にストレスになっては元も子もないので、性格を変えるのでは無く、趣味などの何も考えないで済む時間を作るようにしましょう。風邪ならば自然治癒も不可能ではありませんが、うつ病の場合には自然と治る事は、ほぼ不可能と言えます。ですのでもしも、うつ病が疑われる時にはストレスの元凶を断ち、直ぐに病院に通う事が大切です。精神科に通う事に対して抵抗感がある人も中にはいるでしょう。しかし、薬の服用を初期の段階で行えれば、回復までの道程が緩やかになる可能性も大いにあるので、早めの受診が肝心になって来ます。そうなると、より良い医師と病院を探したい所ですが、うつ病患者のサポートをする精神科医は外科医などとは違い、目に見える形で能力を判断する事が難しいです。最終的には能力云々よりも、患者自身が本音を話し易く接し易い医師を選び、信頼関係を構築する事が最も大切になって来ます。基本的には通院から2年ほどで症状は安定するとされていますが、病気の特性上いつまでに完治するという時間的な確定は出来ません。また、うつ病患者に多い例として、少し体調が良くなったと感じて独断で薬の分量を変更してしまい症状が悪化するケースがあるのです。この独自の判断を防ぐ対策として、服薬に関しても周りのサポートとコミュニケーションが求められます。